ドメイン

ヨーロッパの空気

 ダイアナの事故(マスコミの発表では)死から今日で丁度10年が経ちました。

”事故”当日、私はスウェーデンのストックホルムにいました。会社の研修出張で1ヶ月間滞在していたのですが、現地で迎えた最初の週末、ストックホルム中央駅近くのセブンイレブン前で待ち合わせていた、街を案内してくれると言う現地の同僚から会った瞬間聞かされたショッキングな知らせでした。

 振り返ると個人的にこの10年は色々なことがぎっしり詰まった時間でした。次の週末私はストックホルムで1週間休暇を取り、サンクトペテルブルグに飛んでいました。フライト時間は国内線感覚のわずか1時間15分。そのわずか4週間前にも東京からペテルブルグに飛んでいましたので、1ヶ月の間に2度もあのような遠い所に飛ぶことが出来たのは実に幸運でした。当時欧州系の会社に勤めていたこと、欧州への出張がタイムリーに入ってきたこと、そして夏休みの期間だったことが幸いしてうまくこれを利用することが出来ました。私事ですが懐かしい思い出です。以前にも書きましたが大手の欧州系企業に勤めると、日本人でも休暇が取り易い上に本国への出張がうまく入ったりするとこのようなことが出来たりしますし、普段の休暇も国民が一斉に休む年末年始やお盆以外の時でも、5営業日の有給休暇を消化すれば普段でも最大9連休がセット出来ます。日系企業では勤続20周年などの節目でも迎えない限りこのような休暇は取らせてもらえないのでは(笑)?時間作りに苦しむサラリーマンの方は欧州系企業への転職を考えて見られるのも良いでしょう。真面目な提案です。それしても何故日本人はこんなに余暇の時間が無いのでしょうか?サンクトペテルブルグに2泊3日など普通じゃありません。原因は恐らく上司ではなく顧客なのでしょう。外資系企業、特に欧州系企業が日本でビジネスをするに当たりぶつかる最大の壁は顧客からの執拗な短納期要求です。「早く、早く、とにかく早く...。」という感じです。しかもドンドン前倒していくのだから供給側はたまったもんじゃありません。全てが国内で完結している仕事なら日本人同士でサービス感覚を共有し、それでも廻っていくでしょう。しかし白人、特にヨーロッパ社会のような落ち着いた空気の流れるところでは、そのようなせかせか・ピリピリした雰囲気は平穏な生活の邪魔になるものとして拒絶されがちです。急がされていればある程度は対応するでしょうが、本当にある程度までです。日本人のように「客が言うのだから何が何でもこの短納期に応えねばならない。」などという気概はヨーロッパのどこの国とビジネスをしても感じることはありません。

 ヨーロッパにお見合いに行く時に普段の仕事で身についたせっかちさを女性に出すとあまり良い印象を与えませんのでこの点は注意して下さい。喋るスピードが普段早い人はゆっくり目に話すと良いでしょう。これから初めて渡航される方はヨーロッパやロシアの空気を掴んで来て下さい。それは今後何かと彼女達の行動背景を読むためのヒントになるでしょう。その空気を知っている人と知らないでいる人とでは、将来の夫婦喧嘩の数にかなり違いが見られることになるでしょう。雨降って地が固まるという言葉がありますが、雨も降り過ぎると土石流を起こしかねません。それは取り返しのつかない事態のことであり、終わりを意味します。




東欧 ロシア カザフスタン 国際結婚相談 Harmony 運営者
FC2ブログランキングに参加しました。参考になりましたら、ポチっと一押しお願いします!
FC2 Blog Ranking


スポンサーサイト