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言葉が持つ力

一昨晩、NHK BS2 太平洋戦争を戦った日米双方の戦士達が60余年たった今、ご対面するというドキュメンタリーを放映していました。双方とも70代後半から80代の年代の人達で、戦争中は10代の若者だった人達です。対面する前は日米双方に出演を辞退した人がいたようです。また出演した一部の人達も最初は溶け込んで直ぐに旧米兵と話を始めることが出来ず、隅に固まっていた旧日本兵の人達もいました。それはそうだろう。戦争の名の下で殺し合いをしていた者同士です。いくら終戦後60年余りたったとは言え、簡単にその蟠りが消えることなど戦争当事者にとっては本来不可能に近いことでしょう。

しかし時間の経過とともに段々様子が変わってきました。少しずつ自ら率先して声をかけ始める人が出てきて、話し始めるうちに先方の反応は「知らなかった。そんなに日本軍の状態が大変な状態だったなんて…米軍の空母に来てくれれば食料はいくらでもあったのに」。戦争中に敵軍の空母に食糧を貰いに行くことなどあり得ないが、段々双方は打ち解け初め、終には隅に固まっていた人達も重かった腰を上げて旧米軍に話しかけ始め、まるで何十年ぶりに会った同窓会のような雰囲気でした。そこにはもう蟠りのようなものはなく、新たな友情の芽生えの場と化していました。出演を辞退した旧米軍側の人達には、出演者から帰国後に「とても意味のある良い時間だった。気も来ればよかったのに」とその時の様子が事後報告されました。ある旧日本兵は「本日のこの場でもって本当の終戦としたい。」と言っていました。

 

聖書には次の有名な一節があります。

「はじめに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。すべてのものは、これによらないものはなかった。」

 

旧米軍と旧日本兵の「本当の終戦」は、言葉を交わす機会が持てたからこそ、そう言えるようになったのだと思います。今も両者の間が沈黙のままであったら、このような状況にはならなかったことは言うまでもないことです。言葉は、対人関係を(良くも悪くも)決定し、自分の意識を(良くも悪くも)作り、自分の世界像を(良くも悪くも)決定すると私は思います。自分が望む人生を作るのは自分が使う言葉次第だと思います。

 

お相手が既にいる人は勿論、これからお相手が出来る人は、是非自分の言葉をお相手に向けて上手に使い、自分の目的を果たして実りある人生を築いて下さい。沈黙からは決して何も生まれません。

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