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ああ、愛憎のヨーロッパ

今から15年前のある日のことを私は忘れられません。日本語が半端じゃなく超堪能な友人のアメリカ人男性とオーストラリア人男性(今も私の家の近所に日本人女性と結婚して住んでいます)、そして日本人男性と4人で路上を歩いていた時のことを。

時は、現在の“EU”を未だ「EC統合」と呼んでいた時代です。その日本人の彼が「EC統合なんて簡単なことなんじゃないの?どうせヨーロッパなんて基本的に白人国の寄せ集めなんだからさあ。」と発言した途端、その2人の外国人男性から同時に「簡単じゃあねえよ~!」と猛反発を食らっていました。

日本人はとかくアメリカのことは比較的よく知っているようですが、ヨーロッパのことは全然わかっていないようです。実際に彼の発言はあまりにも浅墓でした。オーストラリア人の友人の方はアイルランド系のケルト人。

彼等は自分自身が生まれて育ったところとは別に、自分の先祖の地への憧憬と自分の体を流れる血にそのアイデンティティーを見失うことはありません。オーストラリア人の彼は昔、会う度に頻りにイギリスへの遺恨の念を淡々と私に語っていました。今も近くに住んでいながら久しく会っていませんが、今でも彼の頭の中は何も変わっていないでしょう。また彼はこうも言っていました。「イギリス人女性との結婚などあり得ない。そもそもイギリス人女性と自分との間に恋愛があったとしてもきっと親が結婚を許さないと言うだろう。」と。DNAというのは怖いものですね。自分自身の体験でイギリス人と嫌な思い出があったわけでもないのに、彼はこんなことを言うわけです。因みに皆さん、普段我々が「英国」と呼んでいる国の正式名称をご存知ですか?「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」。これが正式名称です。 単に「英国」とは如何にもその歴史が隠れて見えなくなってしまっている「英国」側にとって都合の良い呼び方ですね。フルネームで国名を聞けば彼のDNAが騒ぐのが理解出来るでしょう。

例えば、バルカン半島(旧ユーゴスラビア)が泥沼地域であることは皆さんご存じですね。あそこはドイツ政府が「ドイツ人兵士を一人たりとも入れてはならない。」と言う程に警戒されている地域です。理由は言うまでもありません。

チェコ人にも周辺国に対するこういう“遺恨の念”のようなものがあります。ある登録女性がミーティングの時に同じような話に触れていたのを思い出します。チェコでは特に隣国ドイツに対してあまり良い感情を抱かない人が多い印象があります。ヨーロッパに関しては、一国一国取り上げていたら限が無いくらいにこういう話が出てくる、本来泥沼な地域です。EC統合(現EU)など、決して簡単なことではなかったのです。それを上から見る支配階級によってのみ強引な統合を無理に実現させられているのが現在のEUです。こんな統合、果たしていつまでも続くのだろうか…?

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